茨城漫遊記
茨城県は関東地方の北東部にあります。
ちなみに読み方は「いばらきけん」です。濁りません。
明治以前は常陸国と呼ばれていました。
県庁所在地は黄門様で有名な水戸市です。
人口は約300万人で11番目、面積は約6,100km2で24番目です。
茨城県の交通で代表的なものに常磐線があります。
常磐線は東京(上野)から県内では取手・土浦・水戸・日立を通り仙台までの路線です。
東京(上野)と県内各地を結ぶ特急として主に水戸までノンストップの「スーパーひたち」(左側の写真)、柏・土浦・石岡・友部等に止まる「フレッシュひたち」(右側の写真)があります。
常磐線を走る電車たちですが、上は上野〜取手までを走る快速電車で、下は上野〜取手以遠を走る普通列車です(上野〜取手間は快速運転)。
快速電車は長いこと緑色の車両が使われておりましたが、2006年(H18)3月にステンレス製の新車に全車置き換えられました。
普通列車は登場時にはローズピンク色の車両で通称「赤電」と呼ばれておりましたが、1985年(S60)につくばで行われた科学万博の直前に白に青帯の塗装に変わりました。右下の写真はミレニアム記念で登場時の塗装になった時のものです。2007年(H19)3月にステンレス製の新車に全車置き換えられました。
ちなみに昔はどうだったのかといいますと、国鉄時代の1984年(S59)の写真がありました。
左は急行「ときわ」、右は普通列車です。
さて、電車はこれぐらいにして、旅に出発しましょうか。助さんや、格さんや。
なお、水戸、偕楽園、袋田滝、日立市、旧・美野里町は別ページで紹介しています。
まずは土浦市から
写真は霞ヶ浦総合公園にあるオランダ型風車です。周りは展望台になっています。霞ヶ浦のすぐそばにあり、眺めは抜群です。
次は常陸太田市へ
写真は西山荘です。
水戸黄門で有名になった水戸藩第2代藩主徳川光圀が晩年の1691年5月9日から73歳で亡くなる1700年12月6日までの間、隠居生活を送った場所です。
建物は1817年に火災により焼失しましたが、2年後に規模を縮小して再建されました。
次は旧・水府村(すいふむら)(現常陸太田市)へ
写真は竜神大吊橋です。
竜神峡の上に架けられた吊橋で長さは歩行者専用としては日本一の375m、高さは100mあります。
橋上からの景色は最高ですが、高所恐怖症の方は要注意です。
次は北茨城市へ
写真は五浦(いづら)海岸にある六角堂です。
画家・岡倉天心が思索の場としていました。
それから、石岡市にある牧場「ダチョウ王国」へ行ってきました。
ここは現在、住んでいる小美玉市羽鳥から西へ2kmの所にあります。
2000年まで住んでいた時には、こんな所があったとは知りませんでした。
フェンス越しにダチョウを見ることができますが、えさ目当てなのでしょうか、人が近付くと寄ってきます。
ダチョウって人なつっこくて意外にカワイイと思えました。
中ではダチョウ料理を味わうことができます。
玉子焼と刺身を食べましたが、卵の量は鶏卵の20倍、肉は牛とトロを足して2で割ったような感じで、あっさりしていました。
そして、茨城名物といえば何といってもMAXコーヒーです。
千葉、茨城、栃木県限定のコーヒーで、別名「ちばらきコーヒー」とも言われております。
最近は東日本の一部地域でも販売されているようです。
左上の写真は4世代前の5代目バージン(〜2005年)です。
中央上の写真は3世代前の6代目バージョン(2005〜06年)です。
右上の写真は復刻版で発売された1代目のデザインのものです。(ただし、当時は無かったGEORGIAロゴ入)
左下の写真は現在の8代目バージョンです。7代目との違いはGEORGIAのロゴとミルク入り表記が練乳入表記になっています。
右下の写真は8代目バージョンの190ml缶で、Iラブ表記になっています。
自動販売機では大概いちばん左側の特等席に並べられており、コンビニにも必ず置かれている茨城では超有名なコーヒーです。
では、何がMAXなのかといいますと、甘さが半端ではありません。
原材料の表示も「加糖れん乳、砂糖、コーヒー、…」となっています。
主成分が加糖れん乳で、それだけでも十分甘いのに、何と砂糖まで加えられています。
先日、帰省の折に1ケースを買って、自宅へ輸入しました。
そして、友人に差し上げた所、甘すぎると言っておりました。
甘党な方は千葉、茨城、栃木へ行かれた時に、ぜひお試しください。満足するはずです。
次に、空から見てみましょう。茨城県を南下していきます。写真はクリックすると拡大します。
東海村です。西側から見ています。中央左側に常陸那珂港が見えます。
ひたちなか市です。北西側から見ています。
左上の写真は国立ひたち海浜公園です。
右上の写真は中央が阿字ヶ浦海岸付近です。
下の写真は勝田第二工業団地です
大洗町です。
左の写真は北西側から見ています。下を左右に通っているのが東水戸道路です。中央に水戸大洗ICが見えます。
右の写真は西北西側から見ています。中心にフェリーが見えます。その左側にある黒い棒が大洗タワーです。蛇行している川は涸沼川(ひぬまがわ)です。
涸沼(ひぬま)です。北西側から見ています。東側から中央にかけての部分です。
下の写真で涸沼が狭くなっている部分は上(南側)が弁天鼻、下(北側)が親沢鼻です。