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偕 楽 園


 偕楽園がある水戸市は茨城県の中央にある県庁所在地の都市です。
 鉄道では東京(上野駅)から特急「スーパーひたち」で約1時間5分で着きます。
 車では常磐道の水戸ICを利用します。

 偕楽園は水戸藩9代藩主徳川斉昭が1842年に造園しました。
 名前の由来は民と偕に楽しむという意味があり、偕楽園と名付けられました。

 

 

 左の写真は正門でもある東門です。ここから中に入っていきます。
 偕楽園は小高い丘の上にあるため、園内からは右の写真のように千波湖を一望することができます。

 

 

 写真は好文亭です。偕楽園自体は入園が無料ですが、好文亭のみ有料です。
 徳川斉昭によって、偕楽園の休憩所として造られました。
 名前の由来は梅の異名である好文木から名付けられました。

 

 

 写真は吐玉泉(とぎょくせん)です。園内の奥(南西側)の低い場所にあります。

 現地にある看板には…

  吐玉泉

「ここは昔から湧水の多かったところで、眼病に効くといわれていました。
 偕楽園造成にあたり、その湧水を茶室何陋庵の茶の湯に共するとともに、造園上の添景を考慮し白色の泉石を据え、特殊な工法を施した湧水泉を建造したものです。
 泉石は常陸太田市真弓山の大理石で、現在のものは昭和六十二年に設置したものです。」

と書かれてあります。

 

 

 水戸といえば偕楽園、偕楽園といえば梅があまりにも有名です。
 園内には約100品種・3,000本の梅が植えられており、毎年2月下旬〜3月下旬には梅まつりが行われ、多くの見物客で賑います。また、そばを走るJR常磐線には偕楽園臨時駅が開設されます。

 

 

 梅の木ですが、春先はきれいな花を見ることができますが、夏は写真のように青々としています。
 季節によって違う風景を見てみるのもよろしいのではないでしょうか。