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沖  縄


 沖縄は日本列島の南西にあります。
 北緯26度に位置し、亜熱帯の気候です。(ちなみに鹿児島は31度,福岡は33度,名古屋・東京は35度,札幌は43度です)
 ハイビスカスを代表とする原色の草花がきれいです。
 また、透き通った青い海、サンゴ礁による白い砂浜、それに濃い色をした青い空がとてもきれいです。
 ですから、本土とは違う風景を見ることができます。

 沖縄の写真がたくさんあるので、ここでは那覇市、旧・玉城村、本島南部、中城城跡、東南植物楽園、本島中部、美ら海水族館、本島北部に分けて紹介します。

ここ↓
旧・沖縄県玉城村

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本島南部

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中城城跡

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東南植物楽園

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本島中部

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ナゴパイナップルパーク

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美ら海水族館

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本島北部

この下↓
那 覇 市

 

 那覇市は南西諸島最大の都市で、沖縄県の県庁所在地です。
 街の中はとても活気があり、私も歩いているだけで元気をいただきました。

 

 沖縄へは飛行機で行くのが一般的ですが、那覇空港には沖縄唯一の鉄道であるモノレールの「ゆいレール」が乗り入れています。
 那覇空港駅は日本でいちばん西にある駅です。記念のモニュメントもあります。
 ちなみに隣の赤嶺駅は日本でいちばん南にある駅です。

 

 

 那覇市というか沖縄県の中心である場所には県庁、デパート「リウボウ」などが入っている「パレットくもじ」、国際通りの入口があります。
 県庁の14階には展望台があり、無料で入れます。
 写真のように北西側しか見えませんが、東シナ海まで見渡すことができます。
 左の写真はパレットくもじです。右の写真には中央附近に「ゆいレール」が写っています。

 

 

 国際通りを進み、中ほどのむつみ橋交差点まで来ますと、右手に市場本通の入口があります。
 ここに入りますと、沖縄の生活の雰囲気を感じることができます。
 しばらく進みますと、右手に第一牧志公設市場があります。
 中に入るとお肉屋さんには豚の足や顔、魚屋さんには赤や青の原色の魚があり、沖縄を実感できます。

 

 次に、首里のあたりをまわってみましょう。
 首里は琉球王国時代から城があり、国王が住んでいました。
 戦前は首里市でしたが、戦後、那覇市と合併しました。
 首里城のあたりは沖縄戦でものすごい攻撃を受けて全焼、全壊しましたが、復興されました。

 写真は守礼門です。1958年(S33)に再建されました。
 過去に私が見た写真とは色が違っているので、1992年(H4)の正殿等の再建に合わせて、当時の色に塗り替えられたのでしょうか。
 2000年(H12)に発行された2千円札の図柄にもなっています。

 

 

 守礼門をくぐり、進んでいくと首里城が見えてきます。
 左の写真は正殿です。右の写真は南殿です。
 首里城は過去に火災等で何回か再建されているのですが、この建物は戦災に遭う前の姿(琉球王国としていちばん最後の姿)に再建されました。

 

 首里城は高台にあり、公園内の展望台からは那覇市内をはじめ、東シナ海、慶良間(けらま)列島を見ることができます。
 写真は夕方に撮影したものです。泊大橋のシルエットも見えます。この日は写真ではわかりにくいですが慶良間列島が見えました。

 

 

 首里城の南側、金城町(きんじょうちょう)には石畳道があります。
 この石畳道は全長238mあります。
 石畳と赤瓦の家並みがみごとにマッチし、昔の面影をよく残しています。

 

 さらに南へ進むと、真地(まあじ)には識名園があります。
 琉球王家最大の別邸として建設され、国王一家の保養や海外からのお客さんの摂待などに利用されました。
 識名園は首里城の南にあるので別名「南苑」とも呼ばれました。
 1941年(S16)に国の名勝に指定されましたが、沖縄戦で、ものすごい攻撃を受けて全焼、全壊しましたが、1975年(S50)に復興されました。

 

 写真は御殿(ウドゥン)です。往時の上流階級にのみ許された格式ある造りとなっており、15もの部屋を備えています。

 

 

 左の写真は石橋です。左側が大、右側が小の橋です。中国風のデザインとなっています。
 右の写真は六角堂です。屋根の形や瓦の色に中国的な趣を感じます。

 

 

 あと、沖縄と言えば赤瓦の家です。
 沖縄の土は赤土です。また、本土と比べものにならない位、強い台風がよく来ます。
 そこで、赤土を焼いて瓦を作り、台風で飛ばないようにサンゴを混ぜたセメントで固めてあります。
 ですから、年月とともに黒みがかかってきます。
 左の写真は昔ながらの赤瓦の家です。最近は右の写真のように屋根を赤瓦にして建てる家も増えてきています。

 

 それから、沖縄で気をつけなければいけないものにハブがあります。
 公園などにもちょっとした茂みの手前には写真のように「ハブに注意」などの注意書きが建てられています。
 とはいっても、街中ではめったに出てくることはありません。郊外に行くとちょっと注意かなという感じです。

 

 すっかり、沖縄病にかかっておりますが、なかなか行く機会がありませんでした。
 しかし、2004年(H16)11月には久しぶりに行くことができました。その際、那覇市にあるパラダイスチャペルの迫田和人先生と久しぶりにお会いすることができました。

 

 果たして、今度はいつ行くことができるでしょうか。また、行く機会が与えられることを期待しつつ…。