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沖縄(本島中部)


 中部を南から北へとまわってみましょう。

 

 

 北中城村(きたなかぐすくそん)の南部には中村家住宅があります。
 この建物は18世紀中頃に建てられたものと思われます。戦災にも免れ、琉球王国時代の面影を残しています。
 上の写真はアシャギ(離れ座敷)です。正面に向かって右側手前にあります。役人が巡回に来た際に宿泊場所に使われたようです。
 下の写真は右側から一番座(客間)、二番座(仏間)、三番座(居間)です。三番座の手前にはナカメー(中前、板間)があります。

 

 

 上の写真はトゥングヮ(台所)です。奥にはかまどがあります。
 下左の写真はメーヌヤー(家畜小屋兼納屋)です。ここでは牛、馬、山羊が飼われていました。二階には黒糖を作るために必要な薪が置かれていました。
 下右の写真はフール(豚小屋)です。

 

 

 

 左の写真は井戸です。奥にはメーヌヤーが見えます。
 右の写真は全景です。手前右がヌーメヤー、手前中央がフール、中央がトゥングヮです。

 

 うるま市には本島と平安座島(へんざじま)を結ぶ4.7kmの海中道路があります。
 ちょうど中間点には海の駅あやはしがあります。道の駅の海版です。
 ここからは金武湾
(きんわん)を望むことができます。
 左下の写真は北西方向で、右下の写真が北東方向になります。

 

 

 

 恩納村(おんなそん)の西部には琉球村があります。
 ここには各地から移築された昔ながらの建物があります。
 左の写真は仲宗根家です。右の写真は島袋家です。

 

 次に、空から見てみましょう。
 上の写真はうるま市にある本島と平安座島
(へんざじま)を結ぶ海中道路です。下が平安座島になります。
 左下の写真は沖縄市、北谷町
(ちゃたんちょう)あたりです。上下方向に白い線で写っているのが滑走路で、左側が宜野湾市(ぎのわんし)にある普天間(ふてんま)飛行場、右側が嘉手納町(かでなちょう)にある嘉手納飛行場です。
 右下の写真はうるま市、読谷村
(よみたんそん)あたりです。中央右側が残波岬(ざんぱみさき)です。このあたりは本島でも幅が狭くなっており、3kmほどしかありません。その様子も見ることができます。