犬 山 城
犬山城がある愛知県犬山市は尾張地方のいちばん北にあります。
北には木曽川が流れており、橋で岐阜県各務原市(かかみがはらし)と結ばれております。
西は、扶桑町(ふそうちょう)と大口町(おおぐちちょう)が接しています。
鉄道では名古屋から名鉄犬山線の快速特急で約25分で着きます。
車では名神高速の小牧ICを降りて、国道41号線を走ります。約20分です。
犬山城は別名、白帝城とも言われています。城は市街地の北側、木曽川のそばにある小高い丘の上に建っています。
写真は左から全景、正面(南側)、アップです。
見て分かるように、小ぶりな城です。天守は1601年に建てられました。長らく、唯一の個人所有(成瀬家)の城でしたが、現在は犬山市の所有となっています。
1891年(M24)の濃尾地震で2階が大破し、その後、修復されましたが、1959年(S34)の伊勢湾台風等で破損がひどくなり、1965年(S40)に修復され、現在の姿となりました。
天守の頂上からの景色はご覧の通りです。
左上の写真は東側で木曽川と犬山橋(中央のアーチ橋)が見えます。左側は岐阜県各務原市鵜沼です。犬山橋は、かつて、名鉄電車と自動車が供用していましたが、2000年(H12)3月、自動車用の新犬山橋(アーチ橋の手前にある黒い橋)が完成し、電車と自動車が分離されました。
右上の写真は南側で犬山の市街地が見えます。
左下の写真は西側で木曽川とライン大橋が見えます。右側は岐阜県各務原市で見える山は伊木山です。標高は173mです。(見た目の高さは約140mです)
川の左前方(写真の左側中央)が、扶桑町の方向となります。
右下の写真は北側で木曽川と対岸の岐阜県各務原市が見えます。