鹿 児 島
鹿児島は九州の南にあります。
北緯31度に位置します。(ちなみに那覇は26度,福岡は33度,名古屋・東京は35度,札幌は43度です)
フランシスコ・ザビエルや西郷隆盛といった有名人のゆかりの地であり、桜島、開聞岳や池田湖といった風光明媚な場所も多い所です。
鹿児島の写真がたくさんあるので、ここでは鹿児島市内と市外に分けて紹介します。
ここ↓
鹿児島市外
この下↓
鹿児島市内
鹿児島市は南九州最大の都市で、鹿児島県の県庁所在地でもあります。
鉄道では博多駅から写真の九州新幹線を利用します。鹿児島中央駅まで「みずほ」で1時間17分で着きます。
車では九州道の鹿児島IC等を利用します。
写真は鹿児島中央駅です。元々は西鹿児島を名のっておりましたが、新幹線開業に際して鹿児島中央に改称しました。
駅に併設してショッピングセンターなどが入った「アミュプラザ」があり、写真のように観覧車があります。
左の写真は城山から見た朝の桜島です。標高は1,117mで、とても雄大です。桜島は元々、錦江湾(鹿児島湾)の中央に浮かんでいた島でしたが、噴火に伴って、東側で九州とつながりました。桜島は鹿児島市の飛地になっています。
桜島へは桜島桟橋からフェリーで15分で桜島港に着きます。
右の写真は桜島の中腹で撮影しました。桜島は活火山のため、ここから先は立入禁止で登ることができません。
鹿児島と言えばフランシスコ・ザビエルによって、日本に初めてキリスト教が伝えられた場所です。
市内にも史跡があります。
県内一の繁華街、天文館の西側にはザビエル教会があります。
以前は左の写真のように赤い屋根がきれいな教会(1949年(S24)5月献堂)でしたが、1999年(H11)9月に右の写真のように新会堂が献堂されました。
道路をはさんで反対側は公園になっていて、キリスト教伝来の地の看板とザビエルの銅像があります。
左上の写真は1990年(H2)3月、右上の写真は2008年(H20)1月に撮影したものです。18年の間に看板もリニューアルされています。
左の写真中央にある記念碑には…
「平和の使徒、聖フランシスコザビエルは日本人に大きな希望と愛情を胸にいだいて、一五四九年八月十五日わが鹿児島に上陸しました。ザビエル聖師は日本に初めてキリスト教を伝えたばかりでなく、更になお欧州の文化をもたらし日本文化に大きな影響をあたえました。こゝに聖師の鹿児島上陸四百年の年を迎えるにあたり記念公園を設け、その崇高偉大なる精神を永久にたゝえるものであります。
昭和二十四年八月十五日
鹿児島市長勝目清 」
と書かれてあります。
鹿児島駅の先にある祗園之洲公園にはザビエル上陸記念碑があります。
記念碑の近くには銅像もあります。
写真では見えにくいですが、記念碑には…
ザビエル上陸記念碑
「たとえ全世界を 手に入れても 自分の命を失ったら 何の益が あろうか
聖書 」
と書かれてあります。
鹿児島と言えばもう一人、有名な人がいます。西郷隆盛です。
市内のいたる所に史跡があります。
有名な銅像は天文館の北側、市立美術館の近くにあります。
中央の写真は西郷隆盛没百年記念座像です。
右の写真は鹿児島中央駅の西側にある西郷屋敷跡です。現在はこの近くを新幹線が通っています。
鹿児島市内には歴史を紹介する様々な施設があります。
鹿児島中央駅近く、甲突川沿いには鹿児島市「維新ふるさと館」があります。幕末〜明治維新にかけての歴史がわかりやすく紹介されています。
鹿児島城(鶴丸城)跡には鹿児島県歴史資料センター「黎明館」があります。鹿児島の歴史、考古、民俗、美術、工芸を紹介されています。
草牟田1丁目には私が所属しているキリスト兄弟団の教会で鹿児島教会があります。
礼拝堂や写真にあるように玄関部分がリニューアルされました。