福岡市城南区(じょうなんく)
福岡市城南区は福岡市の中心より若干南西にあります。
以前は西区の一部でしたが、1982年(S57)に早良区(さわらく)とともに分区、独立しました。
区内には地下鉄七隈線が走っています。
区役所がある別府駅(べふえき)まで天神南駅から約10分です。
都市高速は区内には提出入口があります。
写真は城南区のシンボル、油山です。区内を流れている樋井川(ひいがわ)の橋の上から撮影しました。
写真は友泉亭公園です。
入口にある看板には…
友泉亭公園
「この公園は、筑前黒田藩五十二万三千石の六代藩主が、江戸時代中期の寛延三年(一七五○年)十月から三年余の歳月をかけ完成させた別館(別邸)があったところである。
世に堪へぬ 暑さも知らず 湧き出づる
泉を友と むすぶ庵は
久世三伍 源 通夏卿
とうたわれた和歌にちなんで「友泉亭」と名付けられ、代々藩候の館として狩りの時の休憩や公務のあい間のくつろぎの場などに使われたといわれる。
明治以降、役場、小学校、駐在所として利用されたのち人手にわたっていたものを、昭和五十三年より福岡市が、池泉廻遊式の日本庭園の公園として整備し五十六年四月に開園したものである。」
続いて利用案内が書かれてあります。
園内では写真のように季節の植物を見ることができます。
中央には大きな池があります。
下の写真は根府川石です。
現地にある看板には…
根府川石
「この付近の板石及び茶室前池中の大石等は黒田家より寄贈を受け東京の黒田家中屋敷から移設したものである。
板状暗灰色の石は「根府川石」と称し神奈川県片浦村(現在の小田原市)より産出する輝石安山岩で現在では殆ど産出していない有数の名石である。
池際の最大の石は溜池の橋石として使用されていたものと推測される。」
福岡市
と書かれてあります。
池のそばには茶室があり、お茶をいただくことができます。
中では鯉のえさが販売されています。
茶室からは池が一望でき、えさをあげると近寄ってきます。
城南区田島1丁目には私が所属しているキリスト兄弟団の教会で福岡教会があります。
鉄筋4階建の大きな会堂の教会です。