ヴィア・ドロローサ(1〜7)
ヴィア・ドロローサはイエス様が死刑判決を受け、十字架につけられるまでの道のことで、悲しみの道という意味があります。
実際にイエス様時代の道はエルサレムの崩壊、再建により、石畳の下にあるものと思われますが、ここを通る時に、イエス様が十字架につけられるという苦しみの中で歩かれたことを思い起こします。
この道は十字軍時代に生まれ、現在のような形になったのは14世紀で、14ステーションが確定したのが19世紀です。
ここでは14ステーションを2つに分けて紹介します。
前半は1〜7ステーションです。
第1ステーション
… 死刑判決を受ける。
場所はアントニオ要塞の中で、現在はエル・オマリエというアラブ人小学校になっており、入れませんでした。
第2ステーション
… 鞭打ち、十字架を担ぐ。
場所は第1ステーションの向かい側(北側)になります。
入って右側(東側)がフランシスコ派の鞭打ちの教会で、上の写真です。
正面左側がフランシスコ派の聖書研究所ので、左下の写真はその内部です。
左側(西側)がフランシスコ派の宣告の小聖堂で、右下の写真はその内部です。
第2ステーションを出て、しばらく進むとエッケホモ・アーチが見えます。右側(北側)がエッケホモ・教会です。
さらに進むと十字路があり、左(南側)に曲がります。
写真は十字路より北側方面です。この先にヘロデ門があります。
第3ステーション
… 十字架の重みに倒れる。(伝承)
場所は上記の十字路から南側に進んだ途中の左側(東側)になります。
上の写真は第3ステーションです。
下の写真はすぐ南側にあるアルメニア・カトリックの小聖堂です。
第4ステーション
… 母マリアと出会う。(伝承)
場所は第3ステーションからちょっと南側に進んだところの左側(東側)になります。
第5ステーション
… クレネ人シモンが十字架を負う。
場所は第4ステーションちょっと南側に進んだところのT字路の右前方側(南西側)になります。
ここはフランシスコ会の礼拝堂となっています。
中にも入れ、私たちのグループもここで礼拝をしました。
ここのT字路からは西へ向かいます。
ここからは登りになっており、イエス様も苦しみながら登られたことを思い起こします。
通りから路地に入ったところを写しました。
第6ステーション
… ペロニカがイエスの顔を拭く。(伝承)
場所は第5ステーションから西側に進んだところの左側(南側)になります。
第7ステーション
… 2度目に倒れる。(伝承)
場所は第6ステーションからさらに西側に進み、十字路を越えたところの右側(北側)になります。