カイザリア(その他)
カイザリアは北中部の地中海沿岸にある街です。
ここはB.C.22年にヘロデ大王が皇帝カイザル・アウグストのために建設しました。
その後、A.D.1世紀後半にはユダヤ人の氾濫や大津波で街が破壊されていきました。
この日の地中海は大荒れでした。写真は十字軍時代の塔の跡です。左の写真の左側中央にヘロデの港の跡となる防波堤が見えます。
西の方向を見ています。水平線が続きます。
十字軍時代の塔の跡に近付いてみます。この辺りは整備されています。
ヘロデ時代の遺跡の北側には、写真のように十字軍時代の遺跡が残っています。
十字軍時代の城壁とお堀の跡です。この日は雷を伴った激しい雨が降り、お堀にも水が溜まっています。
さらに、数百m北側には導水橋の跡が残っています。
今回は時間の関係で、バスの車内からの見学となりました。
その後、近くのホテルで昼食となりました。
日本人の団体が来るというので、イスラエルと日本の国旗を飾って、迎えてくださいました。
玄関にはシクラメンが植えられていました。
左の写真に写っている左右に伸びる茶色い棒のようなモノは、散水用のホースです。
イスラエルは1年の半分は乾季で、全く雨が降りません。
ですから、植物を育てるには散水設備は不可欠なのです。