原は「はる」
九州・沖縄では「原」と書いて「はる」「ばる」と読む地名があります。
地名では宮崎県高原町(たかはるちょう)、 沖縄県南風原町(はえばるちょう)
沖縄県与那原町(よなばるちょう)、旧福岡県前原市(まえばるし)
旧佐賀県中原町(なかばるちょう)、熊本県の田原坂(たばるざか)
宮崎県の西都原(さいとばる)、 壱岐の原の辻(はるのつじ)などがあります。
なお、全てが「はる」「ばる」と読むわけではなく、「はら」「ばら」と読む場合もあります。
福岡近郊にも同様の駅名があります。
福岡から久留米に向けてはJRと西鉄がほぼ並行して走っておりますが、その中にも次の駅のように存在します。
上の写真はJRの駅で左は「ささばる」、右は「はるだ」駅です。
下の写真は西鉄の駅で左は「かすがばる」、右は「しらきばる」駅で、何とお隣り通しで存在します。
地名というのは読み方が難しいですが、これは一定地域で違うという珍しいケースです。