長崎県亜熱帯植物園
長崎県亜熱帯植物園は長崎市の先端にある植物園です。
車では長崎市中心部からは約40分で着きます。
長崎半島の南斜面は日当たり良行、暖流の影響で県内でも温暖な地域です。
そのような場所で亜熱帯性の植物が育てられています。(中には温室で育てられているものもありますが…)
それでは、園内をまわってみましょう。
まずはハイビスカス温室から。
右の写真は温室内の案内です。クリックすると拡大します。
左の写真は「ハイビスカス」です。
そばにある看板には…
ハイビスカス
アオイ科
「常緑でつやのある葉をつけ、ひとつの花の寿命は一日ですが多花性で次々と咲きつづけ、たいへん丈夫なので、熱帯花木の中ではよく知られています。非常に多くの園芸品種が知られていますが、これはおもにハワイに野生している何種類かの原種を交配してつくられたものです。色彩が豊富で熱帯地方の景観には欠かせないものです。」
と書かれてあります。
中央の写真は「ネイサンチャールズ」という種類です。
右の写真は「ウィークエンド」という種類です。
写真は園内で栽培されているポインセチアです。
クリスマスでは鉢植えの定番ですが。熱帯地方では人間の背丈ぐらいに大きくなります。
なのに長崎県で育っているのは、これは少し寒い所でも大丈夫な品種だということでした。
次はカスケードです。地中海の庭園をイメージした噴水となっています。
この時は水が出ていませんでした。
それから、大温室です。
右の写真は温室内の案内です。クリックすると拡大します。
中は写真のようにジャングルと化しています。
左上の写真はガジュマルです。沖縄などではあちらこちらに自生しています。
右上の写真はタコノキです。根元が枝分かれしており、名前のとおり、タコのようになっています。
下の写真はカリアンドラ・エマルギナタです。赤く丸い花が印象的です。
そして、フラワーガーデン温室です。
中には、色々な種類のランやベコニアやカトレアが飾られています。
この植物園は海に面した南斜面の高台にあるので、景色も抜群です。
橘湾(たちばなわん)をはさんで東側には左の写真のように雲仙が、南側には右の写真のように天草諸島が見渡せます。
両方の写真とも、クリックすると拡大します。